以前から鬱を海と表現してきて、沈んでるだとか、浮かんでるだとか書いてきたけど、今はなんと陸にいる。普通の人と同じように、鬱の海が無い。
でも津波が背後に迫ってきていて、必死に逃げている。
それに呑まれたら死んでしまうから。
逃げている地面も地割れしていて、うっかりすると転落する。
死にたいをミュートしている。
もう何も言わないことにした。
どうなっても構わない。
一番駄目な選択なのかもしれないけれど、もうそれでいい。
脳は相変わらず私を殺そうとしている。
消えたいと死にたいが追いかけてくる。
いつか津波が追い付いてきて、取り返しのつかないことになる気がする。