至極単調なメロディーラインだけど、Ban All the MusicとItch、アルバムで高低差の激しい、うねるようなその2曲に挟まれると、コントラストが恐ろしいほどに際立つこの曲。まるでこれも計算し尽くされているかのようだ。歌詞からは、若さゆえの焦燥感みたいなものを感じて、苦しい。
Wake Up Call
We met when we were young
I told you where to go
You had those creepers on
You showed me how to roll
Step out, this town
Has nothing that I wanna know
幼い頃に僕らは出会った
君にでかい夢を語って聞かせただろ
君は厚底の靴を履いて
うまいやり方を教えてくれたのさ
出て行こう この街に
知りたいことなんか何も無いから
These thoughts are wireless
This ain't no crowd control
These hearts are violent
They murder rock and roll
Slow down fade out
That's not how I wanna go
思考はワイヤレス
クラウドで管理なんかされてない
心は激情に満たされて
ロックンロールを殺すんだ
勢いを失って 消え失せるなんて
そんなのはごめんだ
Sometimes we never get started
No one will give you a wake up call
Sometimes the hours are wasted
No one will give you a wake up call
時々 僕らは始まってすらいない
誰も警告はしてくれない
時々 時間を無駄にしている
誰も警告はしてくれない
We need another rush
Something to fill our days
It lies in wait for us
It lives on empty space
Slow down, fade out
That's not how I wanna go
僕らは次の刺激を求めてる
日常を満たしてくれるものを
そいつは僕らを待ち構えていて
空っぽの場所にいる
勢いを失って 消え失せるなんて
そんなのはごめんだ
Sometimes you never get started
No one will give you a wake up call
Sometimes the hours are wasted
No one will give you a wake up call
Call, hey yah-ah-ah
時々 僕らは始まってすらいない
誰も警告はしてくれない
時々 時間を無駄にしている
誰も警告はしてくれない
Sometimes we never get started
No one will give you a wake up call
Sometimes the hours are wasted
No one will give you a wake up call
時々 僕らは始まってすらいない
誰も警告はしてくれない
時々 時間を無駄にしている
誰も警告はしてくれない
「好きなアーティストってのは、しばらく聴かなくなっても、久々に聴いた時にやっぱりいいなーと思える位でいいのさ」なんて、以前の私はそんな風に思っていた。ところが今、2年間毎日聴いていても全く飽きのこない音楽というものに出会ってしまって、戦慄している。
彼等の音楽は全てを持っていた。私の中の欲望の、ありとあらゆる全ての歯車が、ぴったりと合わさった気がした。