今年もこの時期がやってきました。
あっという間の一年間だったなあ。
沢山ライブに行ったような気がしてたけど、特にそんなことはなかった。
ただ一方向に暴走してただけだったね。
もう全く読む価値のないまとめです。
- 新しい学校のリーダーズ (1/9)
- Melanie Martinez (1/19)
- Grandson (2/8)
- The Linda Lindas (3/18)
- Nothing But Thieves (5/4,7)
- The Vaccines (5/6)
- Everything Everything (5/6)
- 羊文学 (5/26)
- The Snuts (5/31)
- Haze (7/14)
- The Last Dinner Party (7/25)
- SUMMER SONIC (8/17,18)
- Nothing But Thieves (8/21)
- La la la fest (8/23)
- 浦小雪 (9/4)
- OAS (11/29)
- Electric Callboy (12/2)
- Imagine Dragons (12/3)
- Pale Waves (12/10)
新しい学校のリーダーズ (1/9)
ライブ初めがなんと邦楽でした。
今年は邦楽のライブも結構見たな。殆どが日本人じゃない人達の影響なのが面白いけど。
Melanie Martinez (1/19)
Grandson (2/8)
友達に誘われて。
翌日から諸事情で入院することになったので、景気づけに(?)
放っておくとNから始まるバンドばかり聴いてしまうので、色んなライブに誘っていただけるのは有難い。
予習がてらMVを見ていたから、アフロの方が出てくるとばかり思っていたら、いきなりスキンヘッドの人間が表れて、お前誰状態だった。
多分一番最初に聴いたSomething To Hideを2曲目に早速演奏してくれて、すでにテンションMax。
アメリカ人の彼のMCの英語があまりにも聞き取りやすくて泣けた。ぼそぼそ喋ってるイギリス英語の理解不能さよ…
初来日に思えないくらいがっつりやってくれて、充実感が半端なかったなあ。
後半にはステージから降りてきてメンタルヘルスの大切さを語り、観客のスマホのライトを浴びながらHeatherを熱唱。そこから最後の方にはBlood // Waterでペットボトルの水を配布して、みんなでぶちまけるという盛り上がり。
最高のお祭り騒ぎだった。凄い楽しかった。
終わったのは10時くらいか…?
おかげさまで飲食店は軒並み閉店していて、入院前の最後の晩餐ははなまるうどんになりました。
3週間の入院の日程を決めるにあたって、私は某バンドが絶対に日本にいない日(他国のライブ日程)を全て記入した2024年カレンダーを作成し、病院に持参して鼻息荒く交渉した。こんな滑稽なことをしている人間は私くらいだったろうと思う。
結果的にEUツアーに丸被りの2月に入院が決定した。
The Linda Lindas (3/18)
入院明け初めのライブ。
最強にパンクなガールズバンド。いや、ガールズなんてラベルを貼ること自体失礼だな。
チケットあまり売れていなかったみたい。
今年初めの3A会員の威力で整理番号4番を手にしてしまっていた… 会社帰りだったから全く意味なかったけど。
もっと若いファンとかついてもいいのにと思った。
終わって友達がリンダリンダの曲の世代の人達が来てるんだと思うわ、と言っていて合点がいった。Racist, Sexist Boyでおじさん達がモッシュピット仕切ってるのは違うよなあと思った…
でも彼女達もステージでとても楽しそうに暴れててとてもかっこよかった。
再び某バンドの話に戻って。
今年こそは絶対に来日、願わくば単独だけれども、おそらくサマソニだろうと思っていたから、今年のサマソニの発表の遅さには胃がキリキリしたなあ。
昨年に引き続き、ひたすら彼らに精神を摩耗されていた。
そんな最中、今度はオーストラリアツアーが発表され、もうこれも行くか!と入院中に渡航計画を練った。
Nothing But Thieves (5/4,7)
イギリスのロックバンドThe VaccinesとEverything Everythingが、Co headlinerといった形で、なんとNBTと丸被りの日程でオーストラリアツアーを発表。
彼らにオーストラリア行きの背中を押される形となった。
Melbourneで観光後、Adelaideに移動。会場には夕方に着いたのに、すんなり最前列が取れてしまってびっくり。
The Vaccines (5/6)
The UKロックって感じの王道なサウンドだね。爽やかでかっこよかった。
でも爽やかすぎて、私の体の表面を撫でてそのまま消えてしまうような音楽だなあと思った。
自分は心臓にグサグサと突き刺さってくるサウンドが大好きなんだと再認識した。
ボーカルの彼はエンターテイナー気質があって、観客一人一人と目を合わせるように(最前列にいたから確証はないが)ステージで動き回っていて、私とも何度も目が合った。
その点某バンドはボーカルがマイクにかじりついててどこ見てんのか分からんし、ほとんど目を閉じてるね。ファルセットを出す人と出さない人の違いだろうか。
Everything Everything (5/6)
この変態陰キャポップバンドを人生で見る日が来るとは思わなかった。
しかもまさかオーストラリアで見れるとは。
彼らのアルバムはもれなく全てキャッチーで最高なのだけど、メインストリームの方面に絶対に行かないのが面白くて好き。鬱ポップって名付けようか。
共有できる人が誰もいないものだから、独りで淡々と聴き込んでいた新譜のWild Guessからの、アルバムそのままにThe End of the Contenderでスタート。
彼の生の歌声を聴いている… 観客の歓声も手伝って、既に感無量。
ボーカルのJonathanが色んな楽器芸をするのかとおもいきや、サポートメンバーがいて、その人の熱狂っぷりが凄かった。
Night of the Long Knives、Cough Cough、Distant Past、懐かしくて嬉しかった曲をあげたらきりが無い。
Spring / Sun / Winter / Dreadをみんなで熱唱して楽しかった。
この曲をこんなに歌える人達がいる世界線に行けるとは……
またいつか見れる日が来るんだろうか。
羊文学 (5/26)
みなとみらいの赤レンガ倉庫で毎年行われてるGREENROOM FESTIVALで、なんと彼女達が無料で見れるらしいと聞いて。
私事だが(この記事の全てが私事だが)みなとみらいの近くに新居を構えたので、家から徒歩で見に行った。贅沢にも程がある。
今の住居の全てが好き。
無料ということだし、音漏れ程度かと思いきや、無料エリアの最前列が取れてしまい、完全に彼女達のライブを肉眼で見れてしまった。なんだか申し訳ない。
歌上手いなあ。日本のアーティストってみんな歌上手いよね。
でも音源を聴いているような物足りなさも感じたり。きっと海外アーティストのライブと違って、観客がおとなしいのも関係してると思うけど。
そんなわけで4月5月とかは彼女達の曲を結構聴いていて、SpotifyのまとめになんかJapanese Shoegazerとか出てきてウケた。そうか、彼女達の音楽をシューゲイザーっていうのか。
The Snuts (5/31)
ボーカルJackのカリスマ性に、今は私の前から消えたバンド、Catfish and The BottlemenのVan McCannの亡霊を見た。
こうやって新しいUKロックの期待の星が次々と出てくるんだね。
Millionairesみたいな新譜の多幸感あふれるサウンドも好きだし、Alwaysのような初期のサウンドも好きだった。とはいえまだ全然深く聴けてはいないのだけど。
近くの男性がひたすら「かっけー!」って言ってて良かった。
あと彼らのライブでダイバーが出てくるとは思わなかった。
それならNBTもこれくらい盛り上がりそうだな…とか考えた。いつになったら単独公演出来るのかな。
以降(というかこれ以前も)、なにかと彼らの話が差し込まれててうるさいです。
Haze (7/14)
昨年末に見た彼女達を再び見ました。
日本のアーティストは何かとファンクラブを設立しがちだから、まだまだ小さな箱で見れることを幸運に思う。
そしてまたしても家から徒歩圏内のライブハウスで。楽しかったけどあまり記憶に残っていないなあ…
The Last Dinner Party (7/25)
私のチケット運は全て某バンドの単独来日公演と引き換えに得ているものだと思います。
すんなり抽選に当たってしまって、これまた申し訳なく思いながらも、きっとおじさんばかりだから一矢を報いる存在になるんじゃないかとかなんとか、意味不明な自己納得をさせて、とりあえず見ないわけにはいかないと。
すでに百戦錬磨を疑ってしまうほどのAbigailの堂々たる歌いっぷり、それと対照的にGeorgiaの日本語のメンバー紹介が可愛かった。
Abigailが左腕をあげるたびに見えたタトゥーがセクシーで、自分も早くあれをやるんだと思った。
めでたく10月に左腕にタトゥーを入れました。
SUMMER SONIC (8/17,18)
Nothing But Thieves
SUMMER SONICっていうかもう1バンドしか見てないよ。
1バンドに4万弱払うとかどんだけ気が狂ってるんだよ。
彼らのことになると完全に脳みそが機能を停止するね。
そういえば、何年もまとめを書いてきてふと思ったけども、フェスの目当ての前やライブの前座で見たアーティストは見た内に入るんだろうかと。
とりあえず見る前から楽曲を知っていて、楽しかった記憶が残っているアーティストのみ記録することにする。
となると、本当にサマソニは彼らしか見ていない。
Nothing But Thieves (8/21)
La la la fest (8/23)
Nothing But Thieves
AURORA
サマソニで断腸の思いで諦めた彼女をはるばるインドネシアで見ました。
ステージがとても素敵だったけど、急いで駆け寄ったから見切れてるのしかない…
NBTと絶妙にタイムテーブルが被っていたので、彼らが終わってから猛ダッシュ。
ステージに辿り着いたら、丁度ぴったり新譜で好きだったThe Dark Dresses Lightlyが始まって、自分は夢を見ているのかと思った。
サポートメンバーのハモリがとても美しくて、それが存分に味わえるのがライブならではで好き。
最近のセトリを見ていなかったから、初めに何を逃したのかは分からなかったけど、The SeedとStarvationと、力強い楽曲の数々をちゃんと聴けて良かった。
彼女の楽曲から名が付いたわけではないけれど、La la la festという名に相応しく、Giving In To The Loveで皆でla la laと合唱して終わったのがすごく素敵だった。
浦小雪 (9/4)
彼氏の影響で聴き始めたアーティスト。
うわあ、女性の趣味によく使われる嫌な形容詞だね。なんていうのは冗談で、よくこんなマイナーなアーティスト発掘してくるよなあと思う。
彼女のパワフルな歌声とネガティブな歌詞は、自分の好みにぴったりと収まった。
水色のギターが可愛かったなあ。
ところで。
物事において、自分がしたくてするのと、しなくて後悔しないか不安でするのでは、完全に意味合いが違うし、人生前者だけで生きていけたらいいのだけど、実際は後者ばかりだね。
Thom Yorkeの単独公演に行こうか悩んだ。
Radioheadは自分の大好きなバンドが崇拝してるバンドだし、ボーカルは歌詞やシンボルマークのタトゥーまでいれている。自分も普通に好きだし。
でもニュージーランドとオーストラリアのセトリが不穏で、聴きたいと思っていたFake Plastic TreesとWeird Fishes/Arpeggiを別日にやっている事が分かった。
どちらかは絶対に聴けないし、2公演行く金銭的余裕なんて無いし、The Smileとソロプロジェクトの楽曲は何も知らないし…
そこで颯爽と現れた、冒頭の見なくて後悔しないかにしばらく頭を悩まされていたけれど、最終的には行くのを辞めてしまった。
OAS (11/29)
知り合いのRadioheadのコピーバンドの方々がイベントを開くことが分かったので、顔を出させていただいた。(動画しか撮っていなかったので準備中の写真しかなくて申し訳ない)
聴きたかったその2曲を両方演奏してくださったので、ラッキーと書くのはなんだか失礼な感じになってしまうのだけど、結果的に正しい決断となった。
この方達の凄さは筆舌に尽くしがたいので、一度ライブを見てもらいたい。コピーバンドでここまで凄いバンド、日本に他にいるんだろうか。
Electric Callboy (12/2)
某バンドにはもう精神的にズブズブ依存してるけれど、そういうバンドは1つくらいでいい。でないと逆にしんどい。
だからこういう頭ん中を空っぽにして浴びれる爆音も大好きだよ。
Baby Metalとコラボした時点で察せていたけれど、彼女達のグッズを身にまとった気合の入ったおじさま達が沢山いて、始まる前から戦慄した。というわけで安全な後方で見ることに。
前方は人が頭上を飛びまくってものすごい様だったよう。
豊洲PITでは色んなライブを見てきたけども、フォグマシン(名前知らなくて調べた)が冒頭から噴射され、銀テが舞うライブは初めてだった。この箱はこんなことも出来るのかーとなぜかそこで冷静に。
メンバー達もMVの服装を持参して着替えたり、すごく気合が入っていて、遠目で見ていても楽しめた。
最高に楽しかったし、久しぶりにヘドバンもしてしまった。
ライブはついなるべく前で見た方が良いように思えてしまいがちだけど、熱狂するオーディエンスの一体感を感じられたし、後ろでもこれはこれで良い楽しさがあった。
Imagine Dragons (12/3)
あまり誰もが知っているような有名なアーティストは聴かないから、有明アリーナには初めて行った。思ったよりステージが近くに感じて良かった。
冒頭から紙吹雪が噴き出すわ、ボールは出てきて飛ぶわ、これが人気アーティストの特権か…とこれまた冷静な俯瞰モード。
好きな楽曲はあったものの、満遍なく予習する時間が無かったので、「これ彼らの曲だったのか!」とかいう初めてのタイプの驚きが何回かあった。面白いな。
最高だったけど、最後の最後に一番有名な曲をキー下げて歌って、座席から転げ落ちそうになった。世界で26番目にリスナーがいるお前らの矜持はどこへ行った?
一番楽しみにしてた曲でもあったから結構残念だった。どうして、こんなにも成功しているバンドがあるのに、彼らは単独公演すら出来ない、、、、、、
Imagine Dragonsの楽曲はフィギュアスケーターの鍵山君が前期に、今期に韓国のジュンファンがプログラムに使用していて、両者ともキレッキレに最高な演技をするから大好きだった。彼らが好きな人はぜひフィギュアスケートの扉も開けてください。
Pale Waves (12/10)
なんか来日しまくってると思いきや、自分が前回のツアーで東京と横浜に行ってただけだった。あの幻の横浜公演はなんだったんだ。
日本人って、別に礼儀正しくもなく、集団心理の塊だよなあと思った。2年前の横浜公演では揉みくちゃにされた記憶がある。一人が前に詰めたら、それなら自分もと。今回の東京は、その一人がいなかったらしい。
全体的に予習が足りなくてすみませんでした。
このライブも前述の、自分がしたくてするのと~の思考に陥っていたけど、AURORAのフライヤーが手に入ることとフォロワーさんに今年最後にお会いできることを考えて見ることにした。
本当にすみませんでした。
一応、新譜の雰囲気も良いなと思ったからチケットを買ったのだけど。
ステージの装飾が素敵だった。アジアツアーだとあんまり本国のセットは持ってきてくれないアーティストが多いから嬉しかったな。
彼女達は個人的にパンクロックなサウンドに変化してたアルバムWho Am I?が好きだった。その後もう2枚もアルバム出してたのね。音楽性は原点回帰して?そちらの方が歓迎されているらしい?
She's My Religionの歌詞がほんとに好き。
“She's cold, she's dark, she's cynical
She's forever angry at the world
She's no angel, but she is my religion”
ピンクの照明が多くてレズビアンカラーを意識してる?のかなと思った。気のせいじゃないよね…?
インスタのストーリーズに動画を載せたら、韓国の友達が「自分も明後日見るよ!」とメッセージを送ってきた。
いいね。こういう緩い繋がりが続くのが良いので、バンドはみんな日本と韓国を繋げたちゃんとしたアジアツアーを組んでください。
特にNから始まるバンド、貴方達に語りかけています。
彼女達ももう豊洲PITでやれるというのに、なぜ彼らの最後の単独公演は900人キャパの会場なんですか、、、今だったらもう3000なんて絶対に埋まるのに。どうして。悔しい。
最後まで彼らの事ばかり考えている一年だった。
彼らのライブを見て湧き上がる感情が、他のライブを見た時のそれとはどうしても違うことを、何度も痛感してしまう。
全てのライブと引き換えにしてもあの音楽が欲しい。
例年にも増してクソみたいなレポートになってしまった。
でもいいんです。
今年は100点満点の年なんです。
全身麻酔の手術をようやく終えて、新居を見つけて、6か国も旅した。
大好きなバンドを沢山見れた。
何年も自分を支えてくれた曲の歌詞を、世界で一番好きなボーカルの、自分の為だけに書かれた筆跡で身体に刻めた。
最高の一年だった。
そういえば、せっかくだからSpotifyのまとめも貼り付けておくことにする。
毎年見てるのに、ところどころ記録のスクショが欠けてる年があってもどかしい。
NBTは2018年にトップリスナーの0.001%を記録して、彼らのリスナー数から計算して、もしも上位1000人を集めたライブがあったら入れるじゃんとか喜んだのに、肝心のスクショがどこを探しても見つからない。
来年も既に沢山のライブの予定が入っている。
10年前の自分に来年Linkin ParkとGreen DayとOasisを見ると伝えたら、絶対に信じてもらえないだろうと思う。