You are what you love not who loves you.

自分に影響を与えたかっこいい音楽を紹介したりとかしてます。

世界メンタルヘルスデーに聴きたい10曲

10月10日世界メンタルヘルスデーでした。

 

世界メンタルヘルスデー(世界精神保険デー)とは…

国際デーのひとつ。10月10日。世界精神衛生連盟が中心となって、メンタルヘルス問題に関する啓発活動を行う。英文表記は《World Mental Health Day》。「世界精神保健デー」ともする

世界メンタルヘルス・デーとは - コトバンク より。

ここ数年でも様々なアーティストがメンタルヘルスについて語り始めているけれど、まだ日本ではあまり話題になっていないのがとても悲しい。今年は日本で大人気のあのレディー・ガガがエッセイを寄せていたのにも関わらず、NME Japanが一回ツイートしたのみで愕然とした。

nme-jp.com

特に日本はメンヘラという単語とそのもつファッション性、ステレオタイプが未だ蔓延しているせいで、あまり進んで語れない雰囲気ができてしまっている気がする… 若者の自殺率世界ワーストクラスだというのに。

別にうつ病のことじゃなくていいんだ。自分の不安事とか、悲しみとかと向き合うことは大切だよって、周りに苦しんでいる人がいたら支えてあげようって、そういうことを考える日に出来たらいいのになと思う。

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"大丈夫じゃなくたって大丈夫"

(artist: Anastasia Tasou)

というわけで、歌詞が心情を色濃く描写していたり、あるいは自身がうつだったり、メンタルヘルスの不調に苦しんでいたアーティスト達の音楽を紹介しようと思う。このブログに載せてる和訳の多くがそういう曲だったりもするし、そもそも私自身がそんな洋楽の歌詞に安らぎを見出していたからという理由がある。

洋楽の歌詞は頭ごなしに励ましたりはしてこない。(もちろんアーティストによるけど) そっと寄り添ってくれる気がする。洋楽は私に居場所をくれた。だからこれを読んでいる方の中にも一人でも、紹介する曲に共感したり、救われたりしてくれたら嬉しい。

(ちなみに雑食人間なのでジャンルとかは考えてない。翻訳でも何でも本当に自分の心を通り抜けた曲だけ語るのがモットー)

 

1. Big Girls Cry / Sia

youtu.be

大きな女の子、大人の私も、心が壊れると泣くんだって曲。

Siaは音楽活動の中で疲弊し、一度自殺を考えたことがあった。その後しばらくは表に出ずに他のアーティストに楽曲を提供し続けていたけれど、このアルバム1000 Forms Of Fear(恐怖の1000の姿)で一番知られるChandelierを書いた時に、この曲を歌うのは自分しかいないと感じて活動を再開させたのだとか。

 

2. Fake Happy / Paramore

youtu.be

「私が歯を見せて笑ったら、あなたは信じちゃうでしょう」

と、偽物の笑顔でも辛い心情は簡単に隠し通せてしまうという曲。

5thアルバムAfter Laughterを制作前のHayleyは、メンタルヘルスの不調に酷く苦しめられていた。前作の楽曲がグラミー賞を授与したにも関わらず、自身の無価値感と戦っていたのだ。アルバムにはこの曲以外にもHayley自身の生々しい感情が沢山詰め込まれていて、それがポップな曲調に相反してとても刺さる。

この曲もおすすめ…

carcrashheart.hatenablog.com

 

3. Alibis / Marianas Trench

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Fake Happyに少し似てるかも。偽りでも笑顔を作って辛さを隠してしまったら、その顔が周囲にとってのアリバイになって、本当の気持ちにますます気づいてもらえなくなるという歌。

彼らはカナダでは大人気のポップロックバンドだが、ボーカルJoshはうつ病自傷行為摂食障害などを乗り越えた人物で、この1stアルバムFix Me(僕を直して)は、その苦しみを歌った歌が多い。

日本語訳はこちら

carcrashheart.hatenablog.com

 

4. Particles / Nothing But Thieves 

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ボーカルConorがツアー生活で経験した不眠症がテーマ。どうしても眠れない苦しみを「スイッチが切れない」と表現していて、彼の差し迫るような哀しい歌声がとても辛い。

2ndアルバムBroken Machine(壊れた機械)は、そんな彼の精神的な苦しみや負の感情がこれでもかと詰まった、爆弾みたいな作品になっている。

メンバーがメンタルヘルスデーに行った活動についても読んでほしい

carcrashheart.hatenablog.com

 

5. Moonlight / Grace VanderWaal

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Graceがうつ病になってしまった親しい人について歌った曲。「その人から輝きが消えてしまったみたいだった」と表現していた。踊っている彼女は、「楽しかったあの時を思い出して」と語りかけてくるかのよう。ポップだけど、ちょっと切ないメロディー。

14歳のシンガーソングライターが書く歌はとても等身大で、でもだからこそ心に真っ直ぐに届く。

 

6. Numb / Linkin Park 

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(君の期待通りには生きられないよ…)

Linkin Parkは私達の怒りや苦悩を代弁してくれていたアーティストだっただろう。この曲は高校時代に何万回も繰り返し聴いてた。MVも数え切れないくらい見た。Chesterが亡くなった今、歌詞が本当に彼の心の叫びのように思えてしまってとても辛い。

 

7. Human Interaction / Tonight Alive  

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孤独や感情を持つことの難しさについて歌った曲。でも後半に

“I will be better... I will be better...”

と繰り返し自分に言い聞かせるように歌っているのが、とても印象的で好きだ。

3rdアルバムLimitlessは少し路線変更?してて結構ファンの間では賛否両論だったらしいけど、実は私が彼らを好きになるきっかけになったアルバム。スローテンポな曲調が逆に呼吸に合ってとても心地よい。歌詞もとても聞き取りやすいし、自身の葛藤、そしてそこからの成長が全体のテーマになっている感じがする。

 

8. Be Nobody / Sundara Karma

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“You don't have to be you anymore”

(君でいる必要なんてないんだ)

なんだろう、君でいてとか、君らしくとか歌ってる曲は世界中にごまんとあるけど、「誰でもなくていい」って歌われたのは初めてだったから、後々まで心に響いて消えなかった曲。

1stアルバムYouth Is Only Ever Fun in Retrospect(若さは思い出の中でだけ楽しい)は、若さ特有の苦悩だったりを歌っている。ボーカルOscarは弱冠20歳にして何かを悟ったような、少し冷めたような歌詞を書くのが驚き。特にラブソングだらけのUSポップパンクから洋楽に入った私にとっては意外だった。イギリスというお国柄も関係してそう。

 

9. Save Rock and Roll / Fall Out Boy

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 FOBの復活を印象付けた、とても力強く優しい曲。

“You are what you love, not who loves you”

(誰に愛されるかじゃない、君が何を愛するかだ)

というメッセージに救われたファンが何人いたことだろう。

ちなみにベーシストのPeteは自身がカウンセリングに通っていることをすごくオープンにしていて、Twitterで呟いたりもしている。何百万人といるフォロワーへの影響力を考えるとすごいなあと思う。

 

10. This Song Saved My Life / Simple Plan

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我らが青春のポップパンクバンドSimple Plan。彼らは沢山の曲を通して私達の心情を代弁してくれていたと思うけれど、最後はこの曲で。

“I was broken
I was choking
I was lost
This song saved my life
I was bleeding
Stopped believing
Could have died
This song saved my life”

(僕は傷ついて
息が詰まりそうで
自分を見失ってた
この曲が僕を救ってくれたんだ
僕は血を流して
信じることも止めてしまって
死んでもおかしくなかった
この曲が僕を救ってくれたんだ)

 

辛い時に救いになってくれたあの曲やこの曲。 あなたにとってはどんな曲があるだろうか?そのリストの中に追加してもらえる曲があれば嬉しい。