You are what you love not who loves you.

自分に影響を与えたかっこいい音楽を紹介したりとかしてます。

【和訳】I Always Wanna Die (Sometimes) / The 1975

驚いた。

私が彼らを聴き始めた時の、SexChocolateなんかに代表される、露骨にエロティックな歌詞は、完全に私の好みの範疇になかったから。

どうやったって、このちぐはぐで矛盾した意味不明なタイトルは、私にぴったりだった。

哀しくて、気だるくて、寂しくて。

でもこの曲は自殺する曲じゃない、生きていく曲だ。意味があるようで無いようで、比喩だらけで、よくわからないけど、そう思う。

youtu.be

I Always Wanna Die (Sometimes)

I bet you thought your life would change
But you're sat on a train again
Your memories are sceneries for things you said
But never really meant
人生は変わると思ってただろ
でも君はまた電車に座ってる
思い出は 君が言ってたことへの仕掛けにすぎないと
でもそうなることはない

You build it to a high to say goodbye
Because you're not the same as them
But your death it won't happen to you
It happens to your family and your friends
I pretend
さよならを言う為には 高く積み上げなくちゃ
だって君は彼等とは違うから
君の死は 君の元へではなく
家族と友達の元へとやってくる
平気な振りをするよ

And I always wanna die, sometimes
I always wanna die, sometimes
いつも死にたい 時々
いつも死にたい 時々

You win, you lose, you sing the blues
There's no point in buying concrete shoes
I'll refuse
勝って 負けて ブルースを歌う
無駄死にを選ぶ意味なんかない
お断りだ

And I always wanna die, sometimes
I always wanna die, sometimes
I always wanna die
いつも死にたい 時々
いつも死にたい 時々
いつも死にたい

Am I me through geography?
A face collapsed through entropy
I can hardly speak
And when I try it's nothing but a squeak
On the video
Living room for small
If you can't survive, just try
僕はこの地によって作られたのか?
群衆にまみれ 崩れていった顔
言葉が出ない
出てくるのは うめき声だけ
動画の中
小さいリビング
生き延びれないなら ただ挑戦してみて

And I always wanna die, sometimes
I always wanna die
Always wanna die
Always wanna die
Always wanna die
And I always wanna die
Always wanna die
Always wanna die, sometimes
Sometimes
Sometimes
Sometimes
I, sometimes, always wanna die
Always wanna die
Always wanna die
Always wanna die, sometime
いつも死にたい 時々
いつも死にたい
いつも死にたい 時々
いつも死にたい
いつも死にたい 時々
時々 時々 時々
時々 いつも死にたい
いつも死にたい
いつも死にたい
いつも死にたい 時々

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"I always wanna die, sometime"
(いつも死にたい 時々)

矛盾しているようで、歪んだままぴたりと心に収まるような、そんな言葉だと思った。

 

彼らは人気だから音楽的な評論や考察は既に山のようにあるだろうし、私はそのどの足元にも及ばないだろうから、歌詞について少しだけ。

この曲の収録されている3rdアルバムA Brief Inquiry Into Online Relationshipsのリリース前には、Mattyは薬物中毒を治すためのリハビリ施設に入っていたといい、外に出ることを恐ろしく感じるほどの精神状態だったという。自信の喪失を伺わせるような歌詞はそこからか。薬物中毒については、1stシングルGive Yourself A Tryでも触れている。

案外、メディアの語るアーティスト像は、実はその人自身とは似て非なるものなのかもしれない。彼は以前はステージ上でよく上裸になってセクシーな姿を見せていたけれど、あるインタビューでは「ライブ中にめちゃくちゃ汗かくからだよ。お金がなかったから毎晩クリーニングなんか出来なかったんだ」と答えていた。それだけの事かあ。

 

この歌詞サイトは、現地のファンが色々な解釈を書き込んでくれるのでよく利用しているけれど、なんとこの曲はThe 1975の公式が解説をしていた。おそらくMattyによるもの。所々難しいけれど気になる人は必読。

genius.com

 

可笑しいと思ったのは、

"But your death it won't happen to you
It happens to your family and your friends"

のところ。周囲の人を悲しませるとかそういう意味合いかと思ったら、「自分の死は自分には影響を与えない。だから恐怖を感じる必要なんかない」という。冷めていて好きだ。

 

以下解説から。

"I feel like I have to live my life like this is possibly the last thing I’m ever gonna do. Live it like this could kill me but it’s worth it. And then I’ve had people in my life kind of question why one would behave like that because it can feel a bit self lacerating. But I don’t really feel like I have much of a choice. I think that you’re only as good as what you’ve just done and I think that I’m always trying to be at my very very best at the fear of some kind of end, whether that be like death or something."

(僕はこれがやるべき最後のことみたいに人生を生きなければと思ってる。そいつに殺されたとしても価値があるくらいに。それは自傷的にも映るから、人は何でそんな風に生きるのか疑問をぶつけてきたりするけれど、僕には選択肢がいくつもあるとは思えない。人は何かを成し遂げた分しか価値がないと思うから、死だったり何だったり、終わりが来るのを恐れて、常に自分の出来る事の全てをぶつけようとしてるんだ)