I'm just holding on for tonight.

どこにも行けない呟き

【ライブレポ】2017年まとめ

今年見たライブのざっと振り返りメモ。

 

Catfish and the Bottlemen (1/12)

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トップバッターにして今年のベストライブ。

前日にチケットを悩んで結局買わなかったらどうなってたんだろうと思うと恐ろしい。

紛れもなく今年一番の買い物だった。

あんなにめちゃくちゃに全身でぶつかってくるギタボ初めて見た。それからBondyのギターソロ。殺されるかと思った。めちゃくちゃ楽しそうにドラム叩く人だなって思ったボブホ

開演15分前とかに場内入ったせいで前の方にいけなかったから、棒立ちの人も多い中一人で飛び跳ねまくってしまった。Soundcheckでヘドバンしてたのは私だけでしたね。ごめんなさい。

てかどうでもいいけどつくづく一目惚れとかしない人間だな私。

前日にメンバーの顔と名前覚えようとして挫折したくらいなんの印象も持たなかったはずなのに、ライブ見たら4人とも惚れ込んでしまって、即座に彼らのアー写でフォトフォルダが真っ黒に染まった。何故。

ハイライト : Soundcheck / Anything

 

Two Door Cinema Club (1/13)

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前日の興奮冷めやらぬままで、ナマズTを着て参戦。でも彼らは何年も前からずっと見たいと思っていたから、発表された昨年の夏からずっと楽しみだった。

ぼっちなので会場に入りテキトーなところに突っ立っていると、「そのナマズTいいね!いつ見たの?」と隣の彼からいきなりEnglish。

人間突然話しかけられると、とっさにyesterdayすら出てこないらしい。3秒くらい固まってしまった。

彼はなんとブルネイ!の留学生だった。自国でライブが無いから留学してる山形の大学から電車ではるばるやってきたのだとか。

もうね、日本に来ないバンクーバー産のバンド追っかけて留学先から深夜バス決め込んだ私、シンパシーしか感じなかった。

だが更に驚くことに、ブルネイは熱心なイスラム教国だからライブ自体が禁止で出来ないんだそう。戦慄が走った。普段はシンガポールまで見に行くらしい…

あの時なんで話しかけられたのかは未だにわからないけど、君の英語うまいねー他の日本人はEnglish, No!って逃げちゃうって喜んでた。まあ、確かに分からなくもない。この程度の英語力でも彼の話相手になってあげられて良かった。

開演までの小1時間喋ってライブも一緒に踊って楽しんだ。チケット見せて日本ではコンビニでライブチケットが買えるんだね!すげえ!って感動してたのが可愛かった。終わってハグしてバイバイした。ライブ会場での一期一会。素敵!

TDCCは昔から作業用BGM的な感じで、聴くときは必ずアルバムを流してたから、シングル曲とかライブの定番曲とか全然知らなくて、実際ライブ行ってみて、え?この曲もやってくれるの?これもやっちゃうの?何なの最高なの?!って感じだった。まあ当たり前だよな、全部好きだったもん。

いまセトリ振り返ったら19曲もやってくれてた。そりゃ最高な訳だわ。

Alexの長髪はずっと馴染めなかったはずなのに、生で観たら惚れてしまった。ギターを弾いてない時の歌いっぷりが凄く優美だった…

ハイライト : Next Year / Gameshow / I Can Talk

 

Fall Out Boy (3/22)

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今回彼らを見て確信したのだけど、ライブは3回目以降が一番心から楽しめる気がする。

ATLもそうだった。1回目は初めて生で見るという緊張や興奮が混じり、2回目はその時の感情にはどうやったって勝らない。

3回目にして余裕が生まれるというか、ただただ純粋にライブを楽しめる気がする。

そう、3回目の今回が今までで一番楽しかった!大好きだったtake overをはじめに旧曲を結構やってくれたことも嬉しかったけど、同じくらいABAPからいっぱいやってくれて嬉しかった。リリース後初のツアーだから当たり前っちゃあ当たり前なんだけど。自分でも意外なくらい、ABAPも凄くお気に入りのアルバムだったみたいだ。

彼らのセトリは、緩急織り混じってて体力無し人間にも優しい気がする笑。モッシュピットで思いっ切り踊って、ローテンポな曲で呼吸整えて、また突っ込んで…ってずっとやってた。もう楽しくて楽しくて仕方なかったことは覚えている。

最後にSaturdayで初のダイブもしてしまった。もう私はただただ彼らの音楽が大好きで、これからも大好きでいるだろうということを確信できたライブだった。

ハイライト : Take over / Arm’s Race / Save RnR / Fourth of July

 

Waterparks (5/24)

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ATLの前座。Geoff君のアンプが目の前にあったせいで彼のギター音にかき消されてAwstenの歌声があんま聞こえなかったのは内緒… でもギター格好よかったから良いよ!好きだよ!

自分が高校時代にpop punkフリークだったからか、すごい懐かしい感じのするサウンドに思った。まさにATLのNPみたいな。3人の人柄もめちゃくちゃよかった〜

ハイライト : Made in America / It Follows

 

All Time Low (5/24)

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彼らを初めてみたライブではAlexの目の前1mにいたのに、最近はメンバーそっちのけでもっぱらモッシュで踊りまくるバンドになってしまった。でもそこまで到達した方がいい気がする。本当に音楽を楽しめる気がする。

それから今回のミッションは昨年のDJイベントの時にJackに投げて最後に置いてかれたブラを何としても手放すことだったんだけど、Jackがまたつけてくれた上に公式カメラマンが写真撮ってくれてた。ラッキー。ありがとう!

ハイライト : Kids in the Dark 

写真 : 公式Facebookより

 

Fuji rock (7/28)

稲妻に打たれるが如くハマってしまった彼らのライブを再び見に初フジロック… 今までサマソニ行く行く詐欺パンスプ行く行く詐欺と繰り返してきて、初フェスがフジとか笑ってしまう。青春18切符を片手に始発に乗り込んで苗場へ。

 

Catfish and the Bottleman

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ずうずうしくも最前ど真ん中で観れてしまった。我儘に付き合ってくれた先輩ありがとうございます。でも前回の猛反省してたので大体歌えるようにしてきた。

7とかシンガロング楽しかったなあ。それから夕暮れに染まるホワイトステージ。この世のものに思えなかった。

最後のTyrantsはもう格好いいなんて形容をとうに飛び越えてしまってどんな感情になればいいのかわからなくてパニック状態だった。FOBで書いた通り次の3回目がとても楽しみ。

ハイライト : Anything / Tyrants

 

Queens of the Stone Age 

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Gorillaz

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フェスが初めてだから野外ライブももちろん初めてで、この時はただただその場の空気に酔いしれていた。なんて素敵な空間なんだろう!って思った。

この後にサマソニにも初参戦した訳だけど、日常から断絶、隔離された空間という意味ではフジの方が魅力的だった。

 

summer sonic (8/20)

私がフェス参戦を今までしてこなかった理由は、体力の無さもそうだけどなんか、「もったいないから」。一日で沢山アーティストを見ることをもったいないと思ってた。

元々余韻をめちゃくちゃ引きずる癖があるから(それこそ何ヶ月でも)、映画も連日で見たりできない。1日置きだって厳しい。1月のナマズも迷ってた理由はTDCCと連続だからってだけだった。余韻に浸る時間が無いじゃん!みたいな。

とりあえずそのクソみたいな発想は金輪際捨てますね。

 

The Struts

魅力しか感じないボーカルだったなあ。格好いいし楽しかった。声量半端ない。あとなんかベーシストが凄いイケメンだった。ウインクしてくれたんだけど。

ハイライト : One Night Only / Kiss This

 

Circa Waves

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格好よかった!格好よかっただけに不完全燃焼感が半端ない。特に2ndからもっとやってほしかった。また見させて。

ステージのバックにこの目玉が現れて2ndの1曲目Wake Upのイントロが流れたとたん興奮でゾクゾクしたのを覚えている。

9月に携帯が壊れてデータがほとんど消えてしまって、せっかく小心者ながら始まる前に撮ったステージの写真が消えてしまった。腹いせに公式の写真借りる。

実は不完全燃焼な理由はもう一つあった。私の2つ前にいた人、一番前の通路側、すなわち角、一番ステージが見やすいはずのところに立ってた人が彼らのライブ中ほとんど下向いてスマホいじってた。この人はなんなんだろうって思った。更に腹が立ったのは私と一緒でサーカのあとに抜けたこと。次のバンドのための地蔵でもなかったのに、本当に何やってたの???サーカのメンバーに親でも殺されたのかな?

そのあとの煽ってんのかわかんない公式インタビューで輪をかけてげんなり。(日本は第二の故郷?フェスはトップバッターのほうが良い?etc)

お願いだからまた懲りずに来日してください…(土下座)

ハイライト : Wake Up / T shirt weather

写真 : サマーソニック公式

 

All Time Low

もう6回目だよ。楽しかったよ。古参ファンだらけでもうみんなノリ方わかってんじゃんって感じだったよ。

ハイライト : Lost in Stereo / Dear Maria

 

Royal Blood

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音の暴力って感じだった。骨の髄まで響いて染み込んできた。なんであんなに格好いいんだろう。

なんか、彼らはずるいんだよね。格好いいのに格好いい振りを全くしない感じが。バンド名も格好いいしさ。ずるい。スッキリの超脱力系ライブにはめちゃくちゃ笑わせられた。

ハイライト : Out of the Black / Figure it Out / Where Are You Now? 

 

KESHA

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格好よすぎた…

この日一日で色んな形の「格好よさ」を浴びれて最高だったな。大好きだったDie Youngをやらなかったし、新曲もあまりやってくれなかったんだけど、彼女の力強い復活の姿を見れただけでよかった。格好いい女性が好きでたまらない。

 

SUM41

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もう色々見れて十分満足だったから、後ろで大人見するはずだったのに、気がついたらモッシュピットにいたよね。楽しすぎか。

彼らの音楽は青春だから、生で聴いているのが不思議な感覚だった。そして本物のデリック。バックの骸骨の存在も手伝って地獄から来た使者みたいだった。最強だった。考えたらこれが今年見た最後のライブなのかあ。

 

番外編

Matt Webb

アメリカで観たMarianas TrenchのギタリストMattとまさかの再会を果たした。日本で。日本で!

唐突に「日本旅行するけどオススメの観光地とかある?」なんてTwitterで言い出して。

信じらんないよ。だって私あなたの音楽大好きなんですけど。日本に来ないから私から見に行ったくらいなんですけど。

何すればいい??ライブだよ、ライブやってくれよ。日本はリゾート地じゃねえよ。

でもまあ、夫婦水入らずの旅行中に邪魔しちゃ悪いよなーなんて思っていたら、彼の方から「誰かTokyoで会おうよ!」と。

カフェにいるよって住所送ってくれたから駆けつけたけど、まずテーブルに座ってる姿が素敵すぎて(バンドのイケメン担当)そのまま隠し撮りして逃げたい衝動に駆られた。

迷惑じゃないかずっと不安だったけど、彼はすごい喜んでくれて、インスタに載せてくれた写真にも他のファンから素敵!とかポジティブなコメントがいっぱいきてた。

そっか、地球の反対側にもファンがいたら嬉しいかって、会ってあげられてよかったのかなって思った。

まあね、平日の真昼間に原宿にいるけど誰か会えない?なんて突然ツイートして30分後に飛んでくるファンなんてそんなにいないからね、大分頭おかしい類のファンだからね。気をつけてね。

 

Grace VanderWaal

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6月と11月と、13歳のSSW、Graceのフリーライブを2回も見れてしまった。

2回とも緊張を感じ取れたしMCも間違いだらけで可愛かったけど、歌い始めるともう違う。完全に歌を自分のものにしているなって思った。彼女は強い。どんどんbigになってしまえばいいと思う。

彼女の強さは歌詞にも現れてる、本当に歌詞が素敵で好きなの。

日本でもプロモーションは盛んだけど、そんなに歌詞に触れられてない気がして勿体無いなって。まあ洋楽だから仕方ないけど。1曲1曲歌詞読んでみてって思う。そんなに難しくないから。難しくないけど、13歳の少女がこれを歌にして大勢の前で歌うことはやっぱりすごい。

 

年々見るライブが増えてく上に遂に今年はフェスデビューまでしてしまった… 

何かにハマること、好きになることに若干の恐怖を感じる性格だから、いつも冷めてようと思ってたはずだったのになー。

初めて洋楽CD買った日も、外国の音楽なんか飽きるんじゃないかって1時間店内で頭抱えてたよね。いつからこんなになったんだろ。

洋楽は完全に私の人生の一部になった。もう一つがミニチュアだから、自分の好きなことで好きなものを表現して更に沢山の人に見てもらえることは、幸せ以外の何物でもない。私の人生そのものだから。

2017年は沢山の人に恵まれて、そういう機会が多かった。これからは自分からもっと掴んでいけるように努力する。