I'm just holding on for tonight.

どこにも行けない呟き

Grace VanderWaalの部屋

アメリカの14歳のSSW、グレース・ヴァンダーウォールのお部屋をミニチュアで再現してみた。

事の発端は彼女の初来日。プロモーションで来日した時に、フリーのインストアライブに行ける事になって、せっかくだから何かプレゼントをあげようと思った。

彼女の好きな物とかを知れたらと、インタビュー記事を漁っていた時に見つけたのが、このサイト。

f:id:carcrashheart:20190126005436j:plain

America’s Got Talent's Grace VanderWaal on That Taylor Swift Comparison and Writing Music | Teen Vogue

 

一目惚れしてしまった。

このお部屋に。笑

超かわいい。これをドールハウスにしたい!

ということで、彼女のお部屋のドールハウスを作ってプレゼントすることに。

 

グレースの部屋 ミニチュアver.

f:id:carcrashheart:20210412150129j:plain

小物は1/12スケール。

 

f:id:carcrashheart:20210412145720j:plain

見切れてしまっているけれど、左下のピンクの紐を引くと前の板がパカッと開くので、中の電源スイッチが押せるという仕掛け。電飾がきっちり作品内に隠せると達成感がすごい。

 

制作過程を振り返ります…

ウクレレ作り

f:id:carcrashheart:20190126005429j:plain

作り方も本物を参考にして、カットした2枚の板の周囲をうすーい板でグルッと囲む。

4弦でも苦戦したから、ギターだと相当難しそう…

 

f:id:carcrashheart:20210412145139j:plain

写真のものがそれかどうかは定かではないけど、一応一番右は一番初めに買ったという茶色いベーシックなウクレレ

彼女は初め両親にウクレレをねだったけれど、買ってもらえなかった。(すぐに飽きるだろうという理由で) そこで12歳の彼女は知恵を働かせて、誕生日にお金をもらって、そのお金で自分で(ここ重要)初めてのウクレレを購入したという話。

真ん中のキウイ型のは、彼女が一躍有名になったオーディション番組America's Got Talentで優勝した時に「賞金で何したい?」と聞かれて、「キウイ型のウクレレを買う!」と答えていたもの。回答かわいいな。

一番左のハート型の穴のウクレレは彼女の一番のお気に入りで、お母さんが彼女の為に特注で頼んでくれたものだそう。

 

オルゴール

f:id:carcrashheart:20210412145912j:plain

彼女の姿が形作られたオルゴール。もちろん音は鳴らないけれど。爪楊枝を削って制作。

彼女の曲Gossip GirlのMVを参考にして作った。

多分これは3Dな気がするけど…

 

愛犬Frankie

f:id:carcrashheart:20210412145440j:plain

フランキー君。彼女といつも一緒にいるパグ犬。

確かこの作品で初めて生き物の造形にチャレンジした。最終的な目標は人間で、まずは手始めに小さい生き物から。

 

棚と小物

f:id:carcrashheart:20210412145708j:plain

段違いの棚も写真通りに。彼女の大好きなキティさんランプハート形クッションは写真のものを再現。

それから彼女はメイクが好きみたいで、たまに自身のメイクのライブ配信とかもしてたので、過去に作ったマニキュアを置いてみた。それからトレードマークのネコ型カチューシャも制作。

空いた壁とかには可愛い彼女のMVの場面を切り貼り。販売しないものだし張本人に渡すんだからと、好き勝手にやってしまった。彼女の初期の頃の曲のMVは、自身は登場しないリリックビデオばかりだけど、どれもデザインがとても可愛いので見て欲しい。

Grace VanderWaal - Light The Sky (Lyric) - YouTube

 

蓋を閉めるとこんな感じ

f:id:carcrashheart:20210412150250j:plain

蓋の模様は彼女のEPのジャケットのデザインのモチーフを拝借した。多分彼女が描いたんだと思ってるけど、どうなんだろう。

イベントに間に合わなければまるで意味ないので、制作期間は約一週間ウクレレ一つに1日ずつかかったから、ほぼ半分はウクレレとの格闘だった。

でも完璧主義気味の私にとっては、制作期間が短くて締め切りが強制的に決まってる方がよかった… じゃないといつまでたっても完成しないから… わりと妥協もしたけど、それでも作品を完成させたことの方が大きいということを悟った。

締め切り大切締め切り大好き

ちなみに全部ガチガチに止めてあるから思いっきり振っても壊れない。蓋を閉めていれば埃もゼロ!めちゃめちゃデリケートなもの押し付けるんだから、そのあたりもきっちり考えるのが私のモットーというか、壊れても修理なんかできないから…

 

ライブへの道すがら、新しい電池を購入して詰め替えたら、破壊力が増した…

f:id:carcrashheart:20190216231817j:plain

もはや作品そのものが照明小物として使えそうなレベル。

ちなみに豆電球と電源ケースは電気街秋葉原で、100円もしないで手に入る。箱は100均の木箱。99%技術と努力と執念(というかオタク精神)みたいな贈り物を渡してしまった。

昔から人にプレゼントをあげる時は、お店で誰でも買える物わざわざあげてもなあ…とか思って、手作りのストラップとかをあげていたけれど、(当時のクオリティ的には出来合い貰った方が嬉しかったかもしれない…)どんどんエスカレートしていってる。

 

彼女がTwitterにあげたプレゼント達の中にちゃんと鎮座していて、嬉しかった!

 

Instagramも見てもらえたら嬉しい!

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

A post shared by k a n a (@kanaminis)

 

大好きな曲

 

【和訳】Dad's Song / Set It Off

Codyが癌で亡くなった彼の父に捧げた曲。

Dad's Song

Do you believe in happy endings?
Or the mendings of human hearts?
Oh I believe in both, I'm certain
Because these curtains are state of the art
"ハッピーエンドを信じてるかい
それとも 心が再び癒えていくことを"
どっちも信じてるよ きっと
だってこのカーテンは最先端のものだから

If you'd occasionally happen to spy on me
You'd think I'm having one sided conversations
But I hear him talking back
You'd think I may even lack some sanity
But maybe I can't let go
And so I'll say
時々君が僕の後をつけてくることがあったら
独り言を呟いてると思うだろうね
だけど僕は彼の返事が聞こえるんだ
正気じゃないと思うだろう
でも多分 手放せない
だから

I finally wrote your song at last
Sorry that this one came out so sad
Every tear I had was shed for the man
That gave me a better sense of life and meaning
To motivate, there's no short-cuts to success
I'll wait for his guiding hands
My guardian angel until the very end
やっと あなたの歌を書いたよ
こんなに悲しい歌になってしまってごめん
流した涙は全部
人生の意味を教えてくれて
僕を前へと進めてくれた
あの人に捧げる
"成功への近道など無い"と
僕は彼が導いてくれるのを待つよ
僕を守る天使だ 最期の瞬間まで

I see a cold seat on the couch where I remember
That just four years ago around December
You sat me down and held me next to you, so close
How I long for things to be restored
To back when times weren't quite this hard
In the car that song you sang to me
Never rang so loud before
ちょうど4年前の12月頃
あなたが僕を座らせて ぎゅっと抱き寄せてくれた
あの冷たいソファが見える
こんなに辛いと思わなかった頃に
戻ればいいのにと願ってしまう
車の中で 僕に歌ってくれたあの歌は
こんなに鳴り響いてはいなかった

Oh, what I'd give for just another hug from you
You may be gone, but love will never die
And so I'll say
もう一度だけ抱きしめてもらうには 何をしたらいいんだろう
あなたはもういないけれど 愛は決して死ぬことはない
だから

I finally wrote your song at last
Sorry that this one came out so sad
Every tear I had was shed for the man
That gave me a better sense of life and meaning
To motivate, there's no short-cuts to success
I'll wait for his guiding hands
My guardian angel until the very end
やっと あなたの歌を書いたよ
こんなに悲しい歌になってしまってごめん
流した涙は全部
人生の意味を教えてくれて
僕を前へと進めてくれた
あの人に捧げる
"成功への近道など無い"と
僕は彼が導いてくれるのを待つよ
僕を守る天使だ 最期の瞬間まで

Tears can't run dry when I start to cry
When I hear people speak of how you'd be so proud of me
And how I hope this song will reach your ears
I battled all my darkest fears
I once was blind, but now it's clear
Wherever I go I know that you'll be near
泣き始めたら 涙は枯れることがない
あなたがどれほど僕を誇りに思っているだろうか 人が話してるのを聞くと
だから この歌があなたの耳に届く事を願うよ
僕は自分の恐怖と戦った
目の前が見えなくなることもあったけど 今はもう大丈夫
どこへ行っても あなたが傍にいてくれるのを感じるから

I finally wrote your song at last
Sorry that this one came out so sad
Any tear I had was shed for the man
That gave me a better sense of life and meaning
To motivate, there's no short-cuts to success
I'll wait for his guiding hands
My guardian angel until the very end
Until the very end
My guardian angel until the very end
やっと あなたの歌を書いたよ
こんなに悲しい歌になってしまってごめん
流した涙は全部
人生の意味を教えてくれて
僕を前へと進めてくれた
あの人に捧げる
"成功への近道など無い"と
僕は彼が導いてくれるのを待つよ
僕を守る天使だ 最期の瞬間まで
最期の瞬間まで
僕を守る天使だ 最期の瞬間まで

f:id:carcrashheart:20190509010858j:plain

曲中では父が彼に遺してくれたトランペットをメンバーのDanが吹いている。また、彼と父との思い出が詰まったDanny Boyという曲のメロディーも巧みに織り交ぜている。彼が「やっとあなたの歌を書いたよ」と言うように、父への想いが沢山詰められた、たった一人の人の為の曲。

"there's no short-cuts to success"といった歌詞からは、彼の音楽への強い信念や、その核を作った彼の父がどのような存在だったのか感じとれる。

 

彼がこの曲について語ったvideo 

 

【和訳】I Always Wanna Die (Sometimes) / The 1975

驚いた。

私が彼らを聴き始めた時の、SexChocolateなんかに代表される、露骨にエロティックな歌詞は、完全に私の好みの範疇になかったから。

どうやったって、このちぐはぐで矛盾した意味不明なタイトルは、私にぴったりだった。

哀しくて、気だるくて、寂しくて。

でもこの曲は自殺する曲じゃない、生きていく曲だ。意味があるようで無いようで、比喩だらけで、よくわからないけど、そう思う。

I Always Wanna Die (Sometimes)

I bet you thought your life would change
But you're sat on a train again
Your memories are sceneries for things you said
But never really meant
人生は変わると思ってただろ
でも君はまた電車に座ってる
君の記憶は
君が言ったことを見せる舞台だってさ
でもそんなことなかった

You build it to a high to say goodbye
Because you're not the same as them
But your death it won't happen to you
It happens to your family and your friends
I pretend
さよならを言う為には 高く積み上げなくちゃ
だって君は彼等とは違うから
君の死は 君の元へではなく
家族と友達の元へとやってくる
そういうことにするよ

And I always wanna die, sometimes
I always wanna die, sometimes
いつも死にたい 時々
いつも死にたい 時々

You win, you lose, you sing the blues
There's no point in buying concrete shoes
I'll refuse
勝って 負けて ブルースを歌う
無駄死にを選ぶ意味なんかない
お断りだ

And I always wanna die, sometimes
I always wanna die, sometimes
I always wanna die
いつも死にたい 時々
いつも死にたい 時々
いつも死にたい

Am I me through geography?
A face collapsed through entropy
I can hardly speak
And when I try it's nothing but a squeak
On the video
Living room for small
If you can't survive, just try
僕はこの地によって作られたのか?
群衆にまみれ 崩れていった顔
言葉が出ない
出てくるのは うめき声だけ
動画の中
小さいリビング
生き延びれないなら 挑戦してみるだけでいい

And I always wanna die, sometimes
I always wanna die
Always wanna die
Always wanna die
Always wanna die
And I always wanna die
Always wanna die
Always wanna die, sometimes
Sometimes
Sometimes
Sometimes
I, sometimes, always wanna die
Always wanna die
Always wanna die
Always wanna die, sometime
いつも死にたい 時々
いつも死にたい
いつも死にたい 時々
いつも死にたい
いつも死にたい 時々
時々 時々 時々
時々 いつも死にたい
いつも死にたい
いつも死にたい
いつも死にたい 時々

f:id:carcrashheart:20190501092557j:plain

"I always wanna die, sometime"
(いつも死にたい 時々)

矛盾しているようで、歪んだままぴたりと心に収まるような、そんな言葉だと思った。

Matty曰く、この言葉は人の沢山の感情をひとまとめにしてるだろうと。

 

彼らは人気だから音楽的な評論や考察は既に山のようにあるだろうし、私はそのどの足元にも及ばないだろうから、歌詞について少しだけ。

この曲の収録されている3rdアルバムA Brief Inquiry Into Online Relationshipsのリリース前には、Mattyは薬物中毒を治すためのリハビリ施設に入っていたといい、外に出ることを恐ろしく感じるほどの精神状態だったという。

自信の喪失を伺わせるような歌詞はそこからか。

薬物中毒については、1stシングルGive Yourself A Tryでも触れている。

案外、メディアの語るアーティスト像は、実はその人自身とは似て非なるものなのかもしれない。彼は以前はステージ上でよく上裸になってセクシーな姿を見せていたけれど、あるインタビューでは「ライブ中にめちゃくちゃ汗かくからだよ。お金がなかったから毎晩クリーニングなんか出来なかったんだ」と答えていた。

 

この歌詞サイトは、現地のファンが色々な解釈を書き込んでくれるのでよく利用しているけれど、なんとこの曲はThe 1975の公式が解説をしていた。

おそらくMattyによるもの。所々難しいけれど気になる人は必読。

可笑しいと思ったのは、

"But your death it won't happen to you
It happens to your family and your friends"

のところ。周囲の人を悲しませるとかそういう意味合いかと思ったら、「自分の死は自分には影響を与えない。だから恐怖を感じる必要なんかない」という。冷めていて好きだ。

 

以下解説から。

“I feel like I have to live my life like this is possibly the last thing I’m ever gonna do. Live it like this could kill me but it’s worth it.

And then I’ve had people in my life kind of question why one would behave like that because it can feel a bit self lacerating. But I don’t really feel like I have much of a choice.

I think that you’re only as good as what you’ve just done and I think that I’m always trying to be at my very very best at the fear of some kind of end, whether that be like death or something.”

(僕はこれがやるべき最後のことみたいに人生を生きなければと思ってる。そいつに殺されたとしても価値があるくらいに。

それは自傷的にも映るから、人は何でそんな風に生きるのか疑問をぶつけてきたりするけれど、僕には選択肢がいくつもあるとは思えない。

人は何かを成し遂げた分しか価値がないと思うから、死だったり何だったり、終わりが来る恐怖に全力でぶつかりたいと思ってる)

 

ついにサマソニで彼らのライブを見れた。

ライブレポ

 

【和訳】This Is Gospel / Panic! at the Disco

世界で一番のMusic Videoを問われたら、私なら間違いなくこの曲のMVを挙げる。

たった3分の、究極の映像芸術。人の心に衝撃を与える作品を作るには、沢山のお金も人も、大掛かりな仕掛けも、何も必要ないんだと証明してみせている。

This Is Gospel

This is gospel for the fallen ones
Locked away in permanent slumber
Assembling their philosophies
From pieces of broken memories
これは傷付いた者達に捧げるゴスペル
永遠の眠りに閉じ込められ
壊れた記憶の欠片から
自身の物語を紡いでいく

This is the beat of my heart
This is the beat of my heart
This is the beat of my heart
This is the beat of my heart
これは僕の心臓の鼓動

Their gnashing teeth and criminal tongues conspire against the odds
But they haven't seen the best of us yet
食いしばった歯と 罪を犯す舌は
なんとか反逆を試みるけれど
彼らはまだ 僕らの力を知らない

If you love me let me go
If you love me let me go
'Cause these words are knives and often leave scars
The fear of falling apart
And truth be told, I never was yours
The fear, the fear of falling apart
僕を愛してるのなら もう行かせておくれ
だって その言葉はナイフとなって傷を残すから
粉々になるのを恐れていた
本音を言えば 僕は君のものなんかじゃなかった
粉々になるのを恐れていた

This is the beat of my heart
This is the beat of my heart
This is the beat of my heart
This is the beat of my heart
これは僕の心臓の鼓動

This is gospel for the vagabonds
Ne'er-do-wells and insufferable bastards
Confessing their apostasies
Led away by imperfect impostors
これは彷徨える者達に捧げるゴスペル
ろくでなしで 愚かな奴ら
未熟な詐欺師に操られて
犯した罪を告白する

This is the beat of my heart
This is the beat of my heart
This is the beat of my heart
This is the beat of my heart
これは僕の心臓の鼓動

Don't try to sleep through the end of the world and bury me alive
'Cause I won't give up without a fight
世界が終わりを迎える時に 眠ろうとしないでくれ
僕を生き埋めにしてくれ
だって僕は 戦わずして諦めたりなんてしないから

If you love me let me go
If you love me let me go
'Cause these words are knives and often leave scars
The fear of falling apart
And truth be told, I never was yours
The fear, the fear of falling apart
僕を愛してるのなら もう行かせておくれ
だって その言葉はナイフとなって傷を残すから
粉々になるのを恐れていた
本音を言えば 僕は君のものなんかじゃなかった
粉々になるのを恐れていた

The fear of falling apart
The fear, the fear of falling apart
粉々になるのを恐れていた

The fear of falling apart
The fear of falling apart
The fear of falling apart
The fear of falling apart
粉々になるのを恐れていた

f:id:carcrashheart:20190430205140j:plain

これは脱退したドラマー、スペンサーに捧げた歌だとブレンドンは言っているけれど、聞き手によっては色んな意味にとれる。自分自身との戦いだったり、壊れかけた恋愛関係や親子関係だったり。

ゴスペルとは教会などで人々に愛され、歌われる歌のこと。彼は音楽のことを彼の宗教だと言っている。だから想いを込めたこの曲をゴスペルと名付けたのだろう。

 

ピアノver.も凄く素敵。

"And truth be told, I never was yours
The fear, the fear of falling apart"

何百回も聴いたこの歌詞を、昨年のライブで初めて彼の生の歌声で聴いた時、涙が滝のように流れたのを覚えている。

私は全てが粉々に壊れてしまうのを恐れていた。恐れて、気づかない振りをして、繕って、内側だけボロボロに壊れてしまった。

 

【和訳】The Seed / AURORA

またしてもAURORAから強烈にメッセージ性のある曲が。

この曲は6月7日リリースの2thアルバムの2枚目となるA Different Kind Of Humanに収録されることになっている。

The Seed

Just like the seed
I don't know where to go
Through dirt and shadow, I grow
I'm reaching light through the struggle
Just like the seed
I'm chasing the wonder
I unravel myself
All in slow motion
種子のように
何処へ行くべきか 私は知らない
泥と影の中で 私は育つ
もがきの末に 光へと辿り着く
種子のように
私は不思議を追い求め
自身の謎を紐解く
緩やかな時の流れの中で

You cannot eat money, oh no
You cannot eat money, oh no
When the last tree has fallen
And the rivers are poisoned
You cannot eat money, oh no
You cannot eat money, oh no
You cannot eat money, oh no
When the last tree has fallen
And the rivers are poisoned
You cannot eat money, oh no
Oh no
あなたは お金を食べることは出来ない
最後の木が切り倒され
河川が毒に侵された時
お金を食べることは出来ない
あなたは お金を食べることは出来ない
最後の木が切り倒され
河川が毒に侵された時
お金を食べることは出来ない

Suffocate me
So my tears can be rain
I will water the ground where I stand
So the flowers can grow back again
'Cause just like the seed
Everything wants to live
We are burning our fingers
But we learn and forget
私の息の根を止めて
私の涙は雨となり
足元の土を潤し
草花の成長を取り戻すだろうから
なぜならそう 種子のように
全ての物は 生を求める
私達は過ちを犯しているけれど
学び そして再び忘れてしまう

You cannot eat money, oh no
You cannot eat money, oh no
When the last tree has fallen
And the rivers are poisoned
You cannot eat money, oh no
You cannot eat money, oh no
You cannot eat money, oh no
When the last tree has fallen
And the rivers are poisoned
You cannot eat money, oh no
Oh no
あなたは お金を食べることは出来ない
最後の木が切り倒され
河川が毒に侵された時
お金を食べることは出来ない
あなたは お金を食べることは出来ない
最後の木が切り倒され
河川が毒に侵された時
お金を食べることは出来ない

Feed me sunlight, feed me air
In a place where nothing matters
Feed me truth and feed me prayer
Dancing around a shooting star
And every cell remembers what have taken us this far
Feed me sunlight, feed me air
I see images of killer whales
Feed me truth and feed me prayers
Sleeping in a desert trail
Dreaming of a parallel world where nothing ever hurts
Dreaming of a parallel world where nothing ever hurts
日光を頂戴 空気を頂戴
(何もかもが意味を成さない場所で)
真実を頂戴 祈りを頂戴
(流れ星を囲んで踊りを踊る
全ての細胞が 私達をここまで導いた物を記憶している)
日光を頂戴 空気を頂戴
(私はシャチの像を見る)
真実を頂戴 祈りを頂戴
(砂漠の道で眠りにつく
何も傷つけることの無い もう一つの世界を夢見て
何も傷つけることの無い もう一つの世界を夢見て)

You cannot eat money, oh no
You cannot eat money, oh no
When the last tree has fallen
And the rivers are poisoned
You cannot eat money, oh no
You cannot eat money, oh no
You cannot eat money, oh no
When the last tree has fallen
And the rivers are poisoned
You cannot eat money, oh no
Oh no
あなたは お金を食べることは出来ない
最後の木が切り倒され
河川が毒に侵された時
お金を食べることは出来ない
あなたは お金を食べることは出来ない
最後の木が切り倒され
河川が毒に侵された時
お金を食べることは出来ない

f:id:carcrashheart:20190412000216j:plain

母なる大地の為に、私達は戦わなければいけない」と彼女は添えている。

"私は、私達の世代に「怒り」を求めている。あなたを目覚めさせ、あなたの中に秘めている力で、何か行動を起こさせるような激情を。だから私は炎と力を込めた歌を作った。私達は今、戦わなければいけない"

 

【和訳】Churchyard / AURORA

権力を持った人間が、その立場を利用して弱者を貶めることを糾弾した歌。

日本ではあまり馴染みはないけれど、聖職者による教会内での児童虐待は大きな問題になっている。閉鎖された空間だからこそ、宗教という大きな力が背景にあるからこそ、長い間隠蔽され続けてきた事件だ。ここで歌われているのがその事件なのか、彼女の個人的な経験なのかは分からないけれど。

権力を濫用する相手は教会の人間だけではない。学校の教師だったり、あるいは親だったりもする。

Churchyard

He told me I belong in a churchyard
He told me I could walk away but I wouldn't get far
Tell me how do people know what is hurt, what is love?
He told me I belong in a churchyard
彼は言った 私は教会の庭の中に生きていると
外へは出れても 遠くへ行けないと
教えて 人は何を痛みと 何を愛だと知るの?
彼は言った 私は教会の庭の中に生きていると

Words pointy like arrows
Wounds no one can see
He closed all the windows
As his anger broke free
I will not remember
You as somebody nice
Please will you remember me
And cry?
言葉は矢のように鋭く尖り
誰にも見えない傷を残す
彼は怒りのなすがままに
全ての窓を閉ざした
貴方を良い人として
思い出す事はないでしょう
私を思い出して
泣いてくれる?

He told me I belong in a churchyard
He told me I could walk away but I wouldn't get far
Tell me how do people know what is hurt, what is love?
He told me I belong in a churchyard
彼は言った 私は教会の庭の中に生きていると
外へは出れても 遠くへ行けないと
教えて 人は何を痛みと 何を愛だと知るの?
彼は言った 私は教会の庭の中に生きていると

Hate followed him gently
Black seeds in his heart
Roots tearing the love in him
Apart
憎しみが彼を静かに覆った
彼の心には 黒い種が
その根は 彼の中の愛を引き裂く

He told me I belong in a churchyard
He told me I could walk away but I wouldn't get far
Tell me how do people know what is hurt, what is love?
He told me I belong in a churchyard
彼は言った 私は教会の庭の中に生きていると
外へは出れても 遠くへ行けないと
教えて 人は何を痛みと 何を愛だと知るの?
彼は言った 私は教会の庭の中に生きていると

f:id:carcrashheart:20190115001753j:plain

"Tell me how do people know what is hurt, what is love?"

(教えて 人は何を痛みと 何を愛だと知るの?)

無垢な状態の子供が、愛情を注がれるべき相手から「愛情と称した虐待」を受けたら、一体何を「本物の愛」だと認識できるのだろう。

精神科医の方が"教育と呪いの境界線は実はあいまい"だと言っていたけれども、その通りだと思う。誤った教育は呪いとなって、その後の人生に深い爪痕を残す。けれど、

"Wounds no one can see"

その傷は人には見ることが出来ない。